• 中国・蘇州のテック動向と日系企業の協業機会

  • 中国・蘇州のテック動向と日系企業の協業機会

    独自のデジタル経済圏を築き、自動運転や最先端ロボット、スマート製造の集積地として中国で急速な進化を遂げる工業都市「蘇州」。日本との経済交流の歴史は深く、2020年には「中日(蘇州)地方発展協力モデル区」も設置されています。

    本セミナーでは、中国・蘇州のイノベーションやテック動向を全体俯瞰しながら、日本企業にとっての新たな協業機会や、上記モデル区(主な舞台は相城区)の技術環境やエコシステムをご紹介いたします。

    さらに、フィジカルAIおよびスマートモビリティ領域で急成長を遂げる蘇州のテック企業、「湯元科技(Yootta)」が登壇し、世界モデルを中核とした事業概要、最新の取り組み、およびアライアンス事例をご紹介いたします。

    同社は、3D再構築、AIデータエンジン、生成AI、シミュレーション技術を駆使し、現実の物理世界を高精度にデジタル再構築する技術を開発しています。自動運転およびエンボディドAIに向けて、高品質な学習データと、学習から検証までをシームレスに行える閉ループ型シミュレーション環境を提供する、世界モデル分野の注目スタートアップです。2024年に設立され、現在は蘇州市相城区(高鉄新城)を拠点に、メルセデス・ベンツ(中国)や清華大学などとの共同開発プロジェクトを展開しています。

    【日時】2026年7月31日(金) 日本時間 15:00~16:00 (中国時間 14:00~15:00)


    【場所】zoomを用いてのオンライン開催(zoomウェビナー)


    【言語】日本語


    【費用】無料

    【主催】蘇州富吉日本中心

    【共催】創信新意(蘇州)商務諮詢有限公司、ジャンシン(匠新)

    【アジェンダ(日本時間)】

    ・15:00~15:20 長江デルタ地域・蘇州市のイノベーション基盤と日中ビジネス連携の展望

    中国経済における長江デルタ地域の位置づけを概観した上で、特に高い産業競争力を持つ蘇州市に焦点を当て、産業構造の高度化、上海との一体的発展、スマートモビリティ・ロボティクス・デジタル経済などの成長領域を解説します。さらに、日中ビジネス環境の変化を踏まえ、日本企業が長江デルタ・蘇州のイノベーション基盤をどのように活用し、事業機会や連携可能性を見出せるかを考察します。

    <講演者> 創信新意(蘇州)商務諮詢有限公司 董事長 福田 高幹

    ・15:20~15:40 日中イノベーション共創の最新動向と注目事例

    AIやロボティクスをはじめとする先端テクノロジー分野で急速な発展を遂げる中国。また、中国企業のグローバル展開も今後さらに加速していくことが予想されます。こうした変化が日系企業にどのような影響を与えるのか。また、日系企業は中国のイノベーションをどのように事業へ取り込み、活用していくべきなのか。本講演では、中国のイノベーション動向を俯瞰的に解説した上で、特に日系企業の集積地である長江デルタ地域・蘇州市に焦点を当て、最新の事例や日中共創の可能性について解説します。

    <講演者> ジャンシン(匠新) 創業者兼CEO 田中 年一

    ・15:40~16:00 フィジカルAIを支える世界モデル基盤の構築

    湯元科技(Yootta)は、「AIに世界を理解させ、機械を人類のために役立てる」をミッションに掲げています。3D再構築、生成AI、シミュレーション技術をコアに、自動運転およびエンボディドAI(身体性AI)に向けた世界モデル基盤の構築を推進しています。

    これにより、フィジカルAIに対して、高度な認識・インタラクション・学習・検証を可能にする先進的なトレーニング環境を提供しています。

    本講演では、湯元科技の事業概要および事業化の進捗について幅広くご紹介するとともに、最新の活用事例と、日中連携による共創の可能性に焦点を当てて解説します。

    <講演者> 蘇州湯元科技有限公司 プロダクトディレクター(PMD) 周 全

  • 登壇者紹介

    Section image

    福田 高幹

    創信新意(蘇州)商務諮詢有限公司 董事長

    プロフィール

    2002年より外務省対中業務(安全保障・危機管理、政経・文化交流など)に従事。在中日本大使館広報文化部参事官、在上海総領事館副総領事等を歴任。実践知識と的確な判断力により、日中双方の高い信頼を得ている。22年独立。日中間ビジネス・政策・人的交流促進、日本×海外実務最前線で活躍中。

    Section image

    田中 年一

    ジャンシン(匠新)創業者兼CEO

    プロフィール

    日中でのスタートアップおよびイノベーション共創を推進するアクセラレーター「ジャンシン(匠新)」の創業者。2015年に上海でジャンシン(匠新)を立ち上げ、2018年には深センと東京にも拠点を設立。2013年の独立以前はデロイトトーマツ東京/上海にてM&Aや投資コンサル、ベンチャー支援、IPO支援、上場企業監査等の業務に従事。新卒ではHewlett Packardでエンジニア職に就き、ITのバックグランドも有する。上海に多大なる貢献をしたと評価される外国人に対して表彰される賞「白玉蘭紀念奨」を2019年に受賞。東京大学工学部航空宇宙工学科卒、米国公認会計士、中国公認会計士科目合格(会計、税務)、中国ファンド従事者資格合格。

    Section image

    周 全(ZHOU Quan)

    蘇州湯元科技有限公司 プロダクトディレクター(PMD)

    プロフィール

    現職ではプロダクトディレクター(PMD)として、メルセデス・ベンツ、Freetech(福瑞泰克)、北京車網などの主要プロジェクトを統括し、経営戦略の策定にも参画。

    前職の蘇州尚麟では投資マネージャーを務め、フィジカルAI、窒化ガリウム(GaN)、エネルギー貯蔵などのディープテック/ハードテック領域を担当。企業の資金調達を支援し、6,000万元以上の戦略的投資誘致を達成した。ビジネス・デューデリジェンスおよび財務モデル構築の単独主導実績があり、業界分析と企業価値評価に基づく投資判断支援に強みを持つ。それ以前は、ローランド・ベルガー(ドバイオフィス)やカーニーなどの大手グローバル経営コンサルティングファームに在籍。サウジアラビアのスポーツ投資PMO設計や、UAE王族向け戦略立案など、20件を超えるグローバルプロジェクトを主導。国際的な戦略策定と組織設計に高い専門性を有する。

    IESEビジネススクール(MiM)修了。西安交通大学(英語専攻)卒業。TEM-8(英語専門8級)、中国ファンド従事者資格合格。

  • アーカイブ視聴はこちらから

    ※視聴できない場合はお手数ですが info@takumi.ltd までご連絡ください。