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BATH+α最新動向|2024年5月号

ジャンシン(匠新)は自社メルマガ「中国イノベーション通信」にて下記の注目中国スタートアップ企業を含めた、中国イノベーションに関する最新ニュース、コラム、イベントなどの情報を毎週配信しております。メルマガの無料購読にご興味のある方は下記からお申し込みくださいませ。

 

 

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イシン社が運営する世界のスタートアップ情報やエコシステムの動向を発信するメディア「TECHBLITZ」にて、ジャンシン(匠新)が執筆する中国企業の最新動向をまとめた「中国テックジャイアント動向」の最新記事をご紹介致します。

 

 

アリババの大規模AIモデル エンド端末用チップに搭載し商用化へ

 

アリババ集団のクラウドサービス「阿里雲(アリクラウド)」は、台湾の半導体メーカー「聯発科(MediaTek)」と連携し、自社の大規模AIモデル「通義千問(トンイーチェンウェン)」をMediaTekのエンド端末用チップ「天璣9300」へ装備したことを発表した。通義千問が、チップ製品への搭載を実現した初の大規模AIモデルの取り組みであり、いわゆる「Model-on-Chip」試用が検証段階から商業化段階へと突入したことを意味する。

 

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アリクラウドが、自社の大規模AIモデル「通義千問」をMediaTekのエンド端末用チップ「天璣9300」へ装備したことを宣伝するイメージ(画像はアリババのニュースリリースから)

 

 

 

 

テンセント 中国の医療画像AIの発展を多面的に後押し

 

騰訊控股(テンセント)は、同社の主導する「医療画像国家新一代人工智能開放創新平台(医療画像国家新世代AI[人工知能]オープン・イノベーション・プラットフォーム)」が中国科学技術部ハイテク研究発展センターの総合業績評価を正式に得られたことを発表した。これは、「中国の医療画像AIの発展を制約する問題を解決し、AI技術の進歩によって医療レベルの成長を促進する」という目標を、まずは達成したことを意味する。

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テンセントが主導する医療画像国家新世代AIオープン・イノベーション・プラットフォームを使用し、脳の断面画像上に髄膜腫(くも膜という脳を覆っている膜の細胞から発生する良性の腫瘍)をラベリングする様子(画像はテンセントのニュースリリースから)

 

 

 

ファーウェイ、中国で自動車関連企業と充電インフラの建設を加速


華為技術(ファーウェイ)は、スマート電動&スマート充電ネットワーク戦略および新製品の発表会を開催した。目玉となったのは、同社のスマート充電ネットワークとスーパー急速充電ソリューションの製品群、そしてスーパー急速充電連盟発足の発表だ。同発表会には、11社以上の自動車関連企業、500社以上の充電事業者、業界関連協会、政府などが、オフラインおよびオンラインで参加している。

 

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華為数字能源(ファーウェイデジタルパワー)副総裁(バイスプレジデント)兼重要電力供給および充電ネットワーク製品群総裁の何波(ハー・ボー)氏が、ファーウェイスマート電動&スマート充電ネットワーク戦略および新製品の発表会で発表する様子(画像はファーウェイのニュースリリースから)

 

 

 

 

バイドゥ、第6世代自動運転タクシーを発表 24年中に1000台を武漢市へ

 

百度(バイドゥ)は、同社の自動運転プラットフォームである「百度Apollo(アポロ)」のテクノロジーオープンデー「Apollo Day(アポロデイ)2024」を開催した。同社は自動運転タクシー(ロボタクシー)関連の商業化について最新成果を発表。目玉は、アポロ第6世代自動運転車「頤馳(イーチー)06」を中国自動車大手の江鈴汽車(JMC)と共同で披露し、24年末までに1000台を自動運転タクシー配車サービスに投入すると表明したことだ。

 

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バイドゥの自動運転プラットフォームであるApollo(アポロ)のテクノロジーオープンデー「Apollo Day(アポロデイ)2024」で、24年末までに1000台の第6世代自動運転車「頤馳(イーチー)06」を自動運転タクシー配車サービス「蘿蔔快跑(ルオボークワイパオ)」に投入すると発表する様子(画像は江鈴汽車のニュースリリースから)

 

 

 

 

 

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