回到网站

BATH+α最新動向|2023年6月号

ジャンシン(匠新)は自社メルマガ「中国イノベーション通信」にて下記の注目中国スタートアップ企業を含めた、中国イノベーションに関する最新ニュース、コラム、イベントなどの情報を毎週配信しております。メルマガの無料購読にご興味のある方は下記からお申し込みくださいませ。

 

 

broken image

 

 

日経BP社「日経クロストレンド」にて、ジャンシン(匠新)が執筆する中国のBATH (バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ) 、中国ハイテク業界の「AI四小龍」 (クラウドウォーク、メグビー、センスタイム、イートゥ) に加え、中国の消費動向を左右しているバイトダンスやシーインとの最新動向をまとめた「新・Watcher中国テックジャイアント」から、掲載された最新記事をご紹介致します。

 

 

 

ChatGPT超えか? 科大訊飛、最新大規模AIモデルを発表

「科大訊飛(アイフライテック)」は、ファウンデーションモデル(大量の言語や画像データを使って訓練する大規模なAI[人工知能]モデル)「訊飛星火(iFLYTEK SPARK、アイフライテックスパーク)」の発表会を開催した。同社の研究院院長の劉聡(リュウ・ツォン)氏は、訊飛星火の7つの能力を実演。訊飛星火はそのうち、テキスト生成能力、Q&A能力、数学的能力の面で、米オープンAIの対話型AI「ChatGPT(チャットGPT)」と互角かそれ以上のパフォーマンスを見せた。

broken image

中国の音声認識大手「科大訊飛(アイフライテック)」が2023年5月6日に開催した、

最新のファウンデーションモデル

(大量の言語や画像データを使って訓練する大規模なAIモデル)

「訊飛星火(iFLYTEK SPARK、アイフライテックスパーク)」の発表会の様子

(画像は科大訊飛のニュースリリースから)

 

 

 

バイドゥ 300社以上を巻き込み、大規模AIモデルの普及を推進

百度(バイドゥ)は、AI(人工知能)生成式対話プロダクト「文心一言(ERNIE Bot)」のテスト版の提供を2023年3月に開始して以来、ファウンデーションモデル(大規模AIモデル)を取り巻く新たなエコシステムの構築を着々と進めている。23年5月中旬時点では、300社を超える企業が同社のファウンデーションモデルプラットフォーム「文心千帆(ウェンシンチェンファン)」のテスト版利用に参加している。

broken image

中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)が2023年5月18日、

広東省広州市で開催した23年バイドゥAIクラウド連携パートナー大会時の

ファウンデーションモデルプラットフォーム「文心千帆(ウェンシンチェンファン)」の

エコシステムパートナーサイン式の様子

(画像はバイドゥのニュースリリースから)

 

 

 

アリババ、宅配大手と翌日配達サービス発表 2大経済圏をカバー

アリババ集団傘下の物流会社の菜鳥(ツァイニャオ)は、中国宅配大手の申通快逓(STOエクスプレス)と共同で、中国全土の主要経済圏における物流アップグレード計画を発表し、「スマートセレクト倉庫・配送一体化 翌日配達サービス」を打ち出した。このサービスは、STOエクスプレスが荷物の収集と配送を担当。長江デルタと珠江デルタ経済圏内の主要都市を対象に、注文を受けた荷物を翌日までに配達することを約束するものだ。

broken image

中国EC最大手のアリババ集団傘下の物流会社の菜鳥(ツァイニャオ)が

2023年5月24日に中国宅配大手の申通快逓(STOエクスプレス)と共同で開催した

「スマートセレクト倉庫・配送一体化 翌日配達サービス」のキックオフイベントの様子

(画像はツァイニャオのニュースリリースから)

 

 

 

テンセントが挑む『手のひら認証技術』 複数の取り組みが始動中

騰訊控股(テンセント)は、傘下のQRコード決済サービス「微信支付(ウィーチャットペイ)」の手のひら認証製品「微信刷掌(直訳で、ウィーチャット手のひらスキャン)」を発表した。この製品を通じて、ユーザーは、自分の手のひらを従来の交通カードや会員カード、学生カード、そしてセキュリティーカードと同様に使うことで、決済や入退室、そしてチェックインなどができるようになる。

broken image

中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)が2023年5月21日に発表した、

傘下のQRコード決済サービス「微信支付(ウィーチャットペイ)」の手のひら認証製品

「微信刷掌(直訳で、ウィーチャット手のひらスキャン)」を実際に利用するシーンの様子

(画像はテンセントのニュースリリースから)  

 

 

 

 

アリババ 中国初の『公開テスト版大規模AIモデル製品』を発表

アリババ集団のクラウドサービス「阿里雲(アリクラウド)」は、広東省広州市で開催した「アリクラウドサミット粤港澳大湾区(グレーターベイエリア)」において、自社の大規模AI(人工知能)モデル「通義千問(トンイーチェンウェン)」の新たな進展を公開。中国初の「公開テスト版大規模AIモデル製品」として、音声・動画向けのAI新製品「通義聴悟(トンイーティンウー)」を発表した。 

broken image

中国EC(電子商取引)最大手であるアリババ集団のクラウドサービス

「阿里雲(アリクラウド)」が2023年6月1日、広東省広州市で開催した

「アリクラウドサミット粤港澳大湾区(グレーターベイエリア)」にて、

音声・動画向けのAI新製品「通義聴悟(トンイーティンウー)」を発表する様子

(画像はアリババのニュースリリースから)

 

 

 

BATH+α最新動向|2023年5月号はこちらから