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BATH+α最新動向|2023年月4号

ジャンシン(匠新)は自社メルマガ「中国イノベーション通信」にて下記の注目中国スタートアップ企業を含めた、中国イノベーションに関する最新ニュース、コラム、イベントなどの情報を毎週配信しております。メルマガの無料購読にご興味のある方は下記からお申し込みくださいませ。

 

 

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日経BP社「日経クロストレンド」にて、ジャンシン(匠新)が執筆する中国のBATH (バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ) 、中国ハイテク業界の「AI四小龍」 (クラウドウォーク、メグビー、センスタイム、イートゥ) に加え、中国の消費動向を左右しているバイトダンスやシーインとの最新動向をまとめた「新・Watcher中国テックジャイアント」から、掲載された最新記事をご紹介致します。

 

 

 

アリババが専用コンピューターで農村部4万5000人の教育を支援

アリババ集団は、中国教育発展基金会と共同で取り組む、農村部向けにデジタル技術を通じて教育を支援するチャリティープロジェクト「少年クラウド教育支援計画」の進展について公開した。プロジェクト開始1年あまりで、クラウドに接続する専用コンピューター「クラウドコンピューター」を、中国の20のエリアで約4万5000人の生徒に提供し、農村部のクラウド環境を整えつつある。

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浙江省青田県の船寮鎮にある小学校でクラウドコンピューターが使用される様子

(画像はアリババのニュースリリースから)

 

 

 

 

小さな商店を救え テンセントが商店“発見”マップを発表

騰訊控股(テンセント)傘下の地図サービス「騰訊地図(QQマップ)」は、SNSアプリ「微信(ウィーチャット)」と連携して開発した新たな地図サービス「小修小補便民地図」を発表した。この取り組みは、小規模な修理・修繕商店の存在をデジタル世界の中で可視化する計画「小修小補引路行動(直訳で、小規模な修理・修繕商店への道案内アクション)」が背景にある。

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中国全土の小規模な修理・修繕商店の存在をデジタル世界の中で可視化する計画

「小修小補引路行動(直訳で、小さな商店への道案内アクション)」の宣伝ポスター

(画像はテンセントのニュースリリースから)

 

 

 

ファーウェイ 太陽光発電所の点検効率を大幅アップへ

華為技術(ファーウェイ)は、ドローンを利用した点検業務の開発も手掛ける太陽光発電サービスプロバイダー「尚特傑電力科技(SNEGRID)」と共同で開発したスマートIV(電流電圧特性)&CV(コンピュータービジョン)統合診断ソリューションを発表した。このソリューションは、スマートIV診断とドローンによるCV診断のそれぞれの優位性を合わせ、太陽光発電所のメンテナンス効率を大幅に向上できる。

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中国の江西省撫州市で展開されている太陽光発電プロジェクトの鳥瞰(ちょうかん)写真

(画像はファーウェイのニュースリリースから)

 

 

 

アリババ、国連機関と連携 人道援助のための物流網を構築

アリババ集団傘下の物流会社の菜鳥(ツァイニャオ)は、イタリアのローマで、国連組織の世界食糧計画(WFP)とグローバル物流における連携協定を締結したことを発表した。両者は、世界中の緊急人道援助やサプライチェーン能力の向上といった領域で、3年間にわたる連携を展開していく予定だ。ツァイニャオのような中国の物流企業が、WFPのグローバル物流パートナーになるのは初めてとなる。

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中国EC最大手アリババ集団傘下の物流会社であるツァイニャオの

CEO(最高経営責任者)である万霖(ワン・リン)氏(左)と

WFPの副執行役員であるManoj Juneja(マノジ・ジュネジャ)氏(右)が

ローマでグローバル物流における連携協定を締結する様子

(画像はアリババのニュースリリースから)

 

 

 

BATH+α最新動向|2023年3月号はこちらから