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毎週お届け 注目中国スタートアップ企業|2023年2月号

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科潤新材料(THINKRE)

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科潤新材料(THINKRE)は、2019年4月に設立された中国スタートアップ企業で、パーフルオロ(全フッ素化)イオン膜とプロトン(物質にある正電荷基本粒子)交換膜の開発を行っている。同社は、23年1月31日にステージCで2億4000万元(約46億円)の資金調達に成功している。

【プロダクト】

科潤新材料は中国におけるプロトン交換膜材料のトップ企業の1つ。十数年に及ぶ科学研究を経て、中国のバナジウム液体フローエネルギー貯蔵電池や水素燃料電池に使用されるパーフルオロスルホン酸プロトン膜の国産化を実現している。製品には、バナジウム液流電池用パーフルオロプロトン交換膜や燃料電池用パーフルオロイオン膜、バナジウム電池用パーフルオロイオン膜、電解用イオン膜などがある。現在、中国国内で唯一バナジウム液流電池用パーフルオロプロトン交換膜を大量生産できる能力をもつ。

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科潤新材料の工業用水素製造用「NEPEM-Wシリーズ膜」

(科潤新材料のニュースリリースから)

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科潤新材料の展示ブースの様子

(科潤新材料のニュースリリースから)

 

 

領充新能源(LINCHR)

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領充新能源(LINCHR)は、2020年6月に設立された中国スタートアップ企業で、新エネルギー自動車のスマート充電、新エネルギーのマイクログリッド、スマート検測ビッグデータクラウドプラットフォームなどの領域における技術研究開発から製品の生産、そして販売を行っている。同社は、23年2月1日に戦略投資で数千万元の資金調達に成功している。

【プロダクト】

領充新能源(LINCHR)は、2020年6月に設立された中国スタートアップ企業で、新エネルギー自動車のスマート充電、新エネルギーのマイクログリッド、スマート検測ビッグデータクラウドプラットフォームなどの領域における技術研究開発から製品の生産、そして販売を行っている。同社は、23年2月1日に戦略投資で数千万元の資金調達に成功している。

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領充新能源の大型トラックバッテリー交換ステーションの様子

(領充新能源のニュースリリースから)

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領充新能源の乗用車用充電ステーション機器

(領充新能源のニュースリリースから)

 

 

雲聖智能(i-KINGTEC)

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雲聖智能(i-KINGTEC)は、2017年3月に設立された中国スタートアップ企業で、産業レベルのスマートドローンの研究開発を行っている。同社は、23年2月10日にシリーズC+(金額は非公開)での資金調達に成功している。

【プロダクト】

同社のドローン製品は、完全自律型自主稼働モデルとなっている点が特徴だ。産業用ドローン、全自動離着陸ポート、そして地上ロボットの3つの技術要素から構成。実際の応用シーンでは、無人現場検査、ドローン検査装置のクラスター制御、検査データの標準化収集、そしてAIスマート処理などに対応している。代表製品である「虎鯨虎穴 完全自律型ドローンパトロールシステム」は、変電所や油田、鉱山地帯、埠頭、高速道路、応急避難場所、工場、消防などの応用シーンで配置が可能だ。

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全路程がリースする軽自動車車両

(全路程のニュースリリースから)

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雲聖智能の虎鯨虎穴 全自動ドローンパトロールシステムは、2022年度ドイツの工業デザイン賞「レッド・ドット賞」を受賞

(雲聖智能のニュースリリースから)

 

 

健行仿生(Bionic M)

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【会社概要】

健行仿生(Bionic M)は、2017年8月に設立された中国スタートアップ企業で、ロボット式スマート義足の研究開発を行っている。同社は、23年1月31日にシリーズBで3.7億円の資金調達に成功したことを発表した。投資家は、東京大学傘下の東大IPC、きらぼしキャピタル、ちばぎんキャピタルなどとなっている。

【プロダクト】

同社は、個人の移動能力を向上させるウェアラブルロボットの研究開発から生産、販売、そしてアフターサービスを行う。 東京大学が世界をリードするヒューマノイドロボティクス技術を活用し、膝の屈曲伸展を能動的に行える動力アシスト機能をもったロボット義足を開発。日本法人は東京大学の学内インキュベーターに入居し、東京大学から技術支援などのサポートを受けている。中国・日本両国の政府・資本からも広く注目を集めている。

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健行仿生は3.7億円の資金調達に成功したことを日本版webサイトにて発表

(健行仿生のニュースリリースから)

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健行仿生のロボット式スマート義足で屋外を歩行する様子

(健行仿生のニュースリリースから)

 

 

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