2023年3月8日〜9日、ジャンシン（匠新）と中国企業報が共同で企画し、山西省投資促進局と中国企業報 中企視訊中西部中心が主催者となる形で、「2023日中イノベーション企業山西省視察」を実施いたしました。
本視察は、新エネルギー、新エネルギー自動車など山西省の重点産業チェーンに焦点を当て、ジャンシン（匠新）日中イノベーションコミュニティのメンバーである国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）北京事務所、本田技研工業（中国）投資有限公司、三井住友海上火災保険（中国）有限公司、松下電器機電（中国）有限公司、上海電通信息服務有限公司、矢崎（中国）投資有限公司などの7つの日系企業・機構が参加しました。
3月8日午前の懇談会では、山西省投資促進局より山西省の文化、産業、経済貿易について紹介し、山西省工業情報化庁より山西省における10つの産業チェーンといくつかの専門分野にフォーカスした町について説明しました。また7つの日系企業・機構より事業展開の現状と今後イノベーションの方向性、そして新エネルギー、新エネルギー自動車など様々な分野でのニーズを紹介しました。
「2023日中イノベーション企業山西視察懇談会」の様子
3月8日午後から3月9日にかけて、日系企業·機構が山西省構造転換総合改革モデル区を訪問し、山西新能源汽車工業有限公司（吉利汽車）、太原比亜迪自動車有限公司、美錦能源集団などの企業との交流を行いました。
日系企業・機構が山西省の企業を視察する様子
視察中、ジャンシン（匠新）創業者である田中年一CEOのインタビューでは「近年、中国では新エネルギー産業の発展を強く支持しており、将来性が期待できる。それに伴い、日本の伝統的な製造業にとって、新エネルギーに関する新技術・新製品・新サービスが必要となり、日中企業の協業の可能性は大いにある。今回の視察における現地企業との交流を通じて、山西省における産業発展の現状をより深く理解し、日系企業の新たなビジネスチャンスを探索したい」と述べました。
ジャンシン（匠新）創業者である田中年一CEOがインタビューを受けている様子
ジャンシン（匠新）は日中イノベーションエコシステムを構築するため、環境保護、ヘルスケア・介護、スマート農業、デジタル経済などの分野を中心に、中国の地方都市での視察を企画実施し、日系企業と中国各地の現地企業との協業を促進します。