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毎週お届け 注目中国スタートアップ企業|2023年1月号

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双緑源(GREENFAFA)

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双緑源(GREENFAFA)は、2017年12月に設立された中国スタートアップ企業で、農作物のスマート育種ソリューションを提供。同社は、22年12月30日にステージAで数千万元の資金調達に成功している。

【プロダクト】

農作物の機能遺伝子に関する基礎研究成果を商業応用向けに転換することに尽力している。遺伝子チップの開発と応用を中核とし、キ植物のスマート加速育成設備を使用することで、「遺伝子チップ+スマート育種工場+遺伝子(DNA)指紋データベース」の3つからなるバイオ育種イノベーションプラットフォームを構築。国内の生物育種分野の学者や専門家から構成されるチームと連携し、イネ、トウモロコシ、ナタネ、トマトの4種類の育種用遺伝子チップの開発に成功している。

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双緑源が研究開発する育種遺伝子チップ

(画像は双緑源のニュースリリースから)

 

 

博雷頓(BRETON)

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博雷頓(BRETON)は、2016年11月に設立された中国スタートアップ企業で、EV大型トラックの研究開発・製造を行う。同社は、23年1月5日にステージC+で5億7900万元(約112億8000万円)の資金調達に成功している。

【プロダクト】

同社は、EV大型トラックをはじめとする、鉱山などの各種シーン向けにカスタマイズした電気駆動型設備のグリーンスマートソリューションを顧客に提供。自社開発の動力システムやバッテリーパック、温度管理システムなどのコア技術を基礎として、車両全体の研究開発、技術統合、生産製造などの産業チェーン全体を統合する能力を有する。同社は2023年1月、内モンゴル自治区のオルドス市や山東省の濰坊氏、そして山西省の臨汾市などで、EVショベルカー、EV鉱山トラック、水素燃料ショベルカーを含む、合計100台以上の新エネルギー車を納付している。

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博雷頓のEV大型トラックをはじめとする電気駆動型設備のラインナップ

(画像は博雷頓のHPから)

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内モンゴル自治区のオルドス市にて納付された80台近くの電気駆動型設備の様子

(画像は博雷頓のニュースリリースから)

 

 

全路程(Truck Rental)

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全路程(Truck Rental)は、2014年9月に設立された中国スタートアップ企業で、物流車両資産管理の専門プラットフォーム事業を行う。同社は、23年1月13日にステージCで2億元(約38億円)の資金調達に成功している。今回は、米VCの「紅杉基金(セコイア·キャピタル」」中国と中国再生エネルギー大手「遠景科技集団(エンビジョングループ)」のカーボンニュートラル特化型共同ファンド「紅杉遠景炭中和基金」よる単独投資となっている。

【プロダクト】

物流業界向けに、資産配分、資産運用、資産処分などのソリューションをワンストップで提供。サービスネットワークは現在、中国国内22省120都市以上をカバーし、最高運営資産規模は車両台数で5000台超。すでに国内の主要なインターネット物流企業やプラットフォームと綿密な提携を始めている。2022年までに200都市をカバーし、2万台の新エネルギー物流車両を管理する見込み。2025年には10万台の新エネルギー物流車両を管理する予定となっている。

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全路程がリースする軽自動車車両

(全路程のニュースリリースから)

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2022年9月、全路程と遠景科技集団傘下の遠景動力が戦略連携のサイン式を行う様子

(全路程のニュースリリースから)

 

 

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