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日経BP社「日経クロストレンド」にて、ジャンシン(匠新)が執筆する中国のBATH (バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ) 、中国ハイテク業界の「AI四小龍」 (クラウドウォーク、メグビー、センスタイム、イートゥ) に加え、中国の消費動向を左右しているバイトダンスやシーインとの最新動向をまとめた「新・Watcher中国テックジャイアント」から、掲載された最新記事をご紹介致します。
アリババの動画生成AI「HappyHorse」、表現力の強化と価格競争力で攻勢
中国EC(電子商取引)最大手のアリババ集団傘下のクラウドサービス「阿里雲(アリクラウド)」の動画生成AI(人工知能)「HappyHorse」が、機能強化と料金引き下げで動画生成市場に攻勢をかけている。短編ドラマやEC広告などで実運用されている前バージョンから、動きの表現力と被写体の一貫性、指示への追従性、視覚的な品質、音声表現力など5つの要素を強化。さらに、1080p(1920×1080ピクセル)の動画生成にかかる料金を25%引き下げた。動画生成AIの商用利用を加速させるアップデートとして注目されている。
阿里雲(アリクラウド)が発表した動画生成AIである「HappyHorse 1.1」のリリースを伝える宣伝画像(出所:アリクラウドのニュースリリース)
中国テンセント、「省」レベルでAIエージェントの大規模応用を推進
中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント・ホールディングズ)が、AI(人工知能)エージェントをすぐに利用でき、投資対効果(ROI)が明確な標準モデルを確立し、湖北省という省レベルの大規模な応用を進めている。同社は、AIプロダクトの開発から人材育成まで含め、湖北省で15年にわたり事業展開および投資を続けており、AIエージェントの産業導入の加速に一役買っている。
「2026テンセントクラウド武漢サミット」で講演するテンセントグループ副総裁兼政企業務総裁の李強(リー・チャン)氏(出所:テンセント)
アリババのAIコーディングツール「Qoder」、組織力の強化も支援
AI(人工知能)コーディングツールは、単なるコード生成の性能や速さだけではなく、システム開発における組織の効率的な運用までを含めた管理システムが求められるようになってきた。中国EC最大手のアリババが提供するコーディングツールの最新版は、利用枠の最適配分や機密レベルに応じたモデル制御、社内散在する知識を即戦力化するナレッジの共有といった機能を備え、個人任せだったAI活用を、組織的なコード開発体制を支える仕組みに変えることを狙っている。
「Qoder」企業版は中国版と海外版の販売を開始した。「個人的なツール」から「組織の能力」(出所:アリババクラウドのニュースリリース)


