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BATH+α最新動向|2026年3月号

ジャンシン(匠新)は自社メルマガ「中国イノベーション通信」にて下記の注目中国スタートアップ企業を含めた、中国イノベーションに関する最新ニュース、コラム、イベントなどの情報を毎週配信しております。メルマガの無料購読にご興味のある方は下記からお申し込みくださいませ。

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日経BP社「日経クロストレンド」にて、ジャンシン(匠新)が執筆する中国のBATH (バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ) 、中国ハイテク業界の「AI四小龍」 (クラウドウォーク、メグビー、センスタイム、イートゥ) に加え、中国の消費動向を左右しているバイトダンスやシーインとの最新動向をまとめた「新・Watcher中国テックジャイアント」から、掲載された最新記事をご紹介致します。

アリババ オリンピック史上初めて公式大規模AIモデルを導入

ミラノ・コルティナ冬季オリンピックでは、国際オリンピック委員会(IOC)が、中国EC最大手のアリババ集団の大規模AIモデル「千問」を基盤としたオリンピック史上初の公式大規模AIモデルを導入した。競技運営、放送制作、観客参加などについてAIとクラウドを全面活用し、オリンピック運営全体のデジタル化とスマート化を加速させる取り組みを本格的に実施した。

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国際オリンピック委員会(IOC)会長カースティ・コベントリー氏がオリンピック史上初の「公式大規模AIモデル」を構築したことを発表する様子(画像はアリババのニュースリリースから)

バイトダンス 最新の生成AIを発表 高度な動画作成を誰でも

中国発の短尺動画投稿アプリ「TikTok」を運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)は、最新の動画生成モデル「Seedance 2.0」を発表し、動画生成・制作業界を驚かせた。動画生成AIの課題となる物理法則への適合や長時間生成時の一貫性といった従来の課題を改善。加えて、テキスト、画像、音声、動画の4つの入力形式で、自由度の高い動画作成を実現している。

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「Seedance 2.0」により生成されたサンプル動画の画像(画像はバイトダンスのニュースリリースから)

バイドゥ 香港で自動運転技術の向上へ 右ハンドル市場へ布石

中国インターネット検索最大手の百度の自動運転タクシー配車サービス「蘿蔔快跑(Apollo Go)」は、香港特別行政区における新たな自動運転テスト区域について、初の承認企業となったことを発表した。香港における自動運転テスト区域は全長43.2キロメートルに拡大している。同社は2024年11月に香港初の自動運転車両の認可を取得してテストを開始した。香港を右ハンドル市場における展開の起点と位置付け、今後のグローバル展開を推し進める。

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香港の北大嶼山を走行する蘿蔔快跑の車両(画像はバイドゥのニュースリリースから)

ファーウェイが次世代LiDARを発表 高度運転支援を強化

中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は2026年3月4日、「次世代双光路イメージングレベルLiDAR」を発表した。革新的な双光路構造により、レーザー線数896本相当の高解像度を実現。従来の点群(無数の「点」が集まって構成されたデータ)レベルの認識からイメージングレベル(画像レベル)の認識へと進化させた。120m先の高さ14cmの小型障害物を安定的に識別可能で、高度運転支援の安全性向上が期待できる。

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中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が「次世代双光路イメージングレベルLiDAR」を発表する様子(画像はファーウェイのニュースリリースから)