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イシン社が運営する世界のスタートアップ情報やエコシステムの動向を発信するメディア「TECHBLITZ」にて、ジャンシン(匠新)が執筆する中国企業の最新動向をまとめた「中国テックジャイアント動向」の最新記事をご紹介致します。
アイフライテック 自社の大規模AIモデルで人型ロボットを強化
2024年8月21日から25日にかけて北京経済技術開発区で開催された世界ロボット大会は、中国最大のロボット産業カンファレンスであり、国際的な技術交流プラットフォームとして重要な役割を果たした。同大会の関連イベントとして開催された展示会には、中国国内外のロボット企業169社が参加。その中で、中国の音声認識技術大手の科大訊飛は、大規模AIモデルを組み合わせた人型ロボットを展示し注目を集めた。
世界ロボット大会(WRC)の展示会に出展した科大訊飛(iFLYTEK、アイフライテック)の展示ブース
(画像はアイフライテックのニュースリリースから)
アリババ AI生活アシスタント『支小宝』を発表
中国EC最大手のアリババ集団の傘下であるアントグループは、2024年9月5~7日に中国・上海市で開催された「2024 Inclusion・外灘大会」にて、AI生活アシスタント「支小宝」を発表した。支小宝は、サービス型AIアプリケーションとして、日常生活のさまざまな場面においてユーザーをサポート。同社は、同アプリの発表を通じて、大規模AIモデル技術と生活サービス分野の深い融合を示した。
支小宝(ジーシャオバオ)のアプリのアイコン(画像はアリババのニュースリリースから)
テンセント 最新のロボット技術を集めた生活支援ロボットを開発
中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)のロボット研究専門組織「Tencent Robotics X」は、自社開発の最新研究成果として、生活環境用ロボット「5号(小五、The Five)」を発表した。The Fiveに同組織がこれまで研究開発してきたロボットの核心能力を集約。生活環境で歩行したり、物体を運搬したりといった人間の動作を同じようにこなせる。最新技術と能力を備えたThe Fiveは、人と調和的な共存関係を構築できる汎用ロボットを目指す。
ロボット研究専門組織「Tencent Robotics X」が発表した生活環境用ロボット「5号(The Five)」の各部の特長を説明した画像。これまでに同組織が開発した技術が随所に取り入れられている(画像はテンセントのニュースリリースから)
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