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日経BP社「日経クロストレンド」にて、ジャンシン(匠新)が執筆する中国のBATH (バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ) 、中国ハイテク業界の「AI四小龍」 (クラウドウォーク、メグビー、センスタイム、イートゥ) に加え、中国の消費動向を左右しているバイトダンスやシーインとの最新動向をまとめた「新・Watcher中国テックジャイアント」から、掲載された最新記事をご紹介致します。
アリババ 高齢者向けの聴力健康公益キャンペーンを開催
アリババ集団傘下の「阿里健康(アリヘルス)」が運営するヘルスケアECプラットフォーム「天猫健康」は、聴力健康公益キャンペーン「助聴行動」を開始した。聴力検査や相談、科学的知識の普及、そして介護関連機関への寄付を通じて、高齢者の聴力問題への関心を集めると同時に、高齢者を対象とした聴力ソリューションを提供していく。
天猫健康が実施するキャンペーン「助聴行動」のポスター
(画像はアリババのニュースリリースから)
バイドゥのメタバース空間「シーラン」仮想都市を続々創出
百度(バイドゥ)は、自社のメタバースアプリ「希壤(シーラン)」上で、バーチャル(仮想)都市空間を続々と発表している。1つは中国浙江省杭州市のマスメディア企業「都市快報」が手掛ける都市空間「西子·元杭州」、もう1つは香港に拠点を置く芸術系複合企業大手「超媒体控股(メタメディア)」が手掛ける「元邦(ユエンバン)」だ。
超現実バーチャル都市「元邦(ユエンバン)」の中核地区の景観図
(画像はバイドゥのニュースリリースから)
テンセント メタバースを駆使した新車マーケティングを展開へ
騰訊控股(テンセント)は、合弁自動車ブランド一汽-大衆汽車(一汽VW)とともに、一汽VWの新車「攬巡(Tavendor)」の発表会「巡夢之旅(Tavendor Life)」を開催した。CG(コンピューターグラフィックス)アニメレベルのメタバース技術が活用され、消費者は自身のアバターを作成してメタバース空間に入り、乗車の体験ができる没入感ある発表会となっている。
一汽VWの新車「攬巡(Tavendor)」の発表会「巡夢之旅(Tavendor Life)」の宣伝ポスター
(画像はテンセントのニュースリリースから)
アリババ ネスレ中国とD2C物流サプライチェーンモデルを展開
アリババ集団傘下の菜鳥(ツァイニャオ)は2022年11月24日、ネスレ中国と新しく連携協定を結んだことを発表した。今後両社は、D2C(Direct to Consumer、消費者直接取引)の配送オペレーションから物流の自動化、IoT技術などまでを対象とし、ネスレ中国が構えるサプライチェーンのデジタル化・スマート化を共同で強化していく。
ネスレ中国のD2Cフルフィルメントセンターの稼働式の様子
(画像はアリババのニュースリリースから)