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毎週お届け 注目中国スタートアップ企業|2022年9月号

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深光科技(ALight)

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深光科技(ALight)は、2019年12月に設立された中国スタートアップ企業で、リアルとバーチャルを融合した人間とコンピューターのインタラクションの実現を目指すスマート学習ソリューションの創出に注力。同社は、22年8月19日にステージPre-Aで数千万元の資金調達に成功している。

【プロダクト】

ミリメートル単位の精度を有する投影型タッチ技術、AI識別技術、そして5G通信技術に依拠し、新世代のデスクトップ型投影型タッチコンピューターを開発·販売。投影型タッチによる複合現実感インタラクションの分野に参入し、家族連れ学習やオンライン授業などの教育シーンを対象にサービスを提供。同社のARスマート投影型デスクライト「小光同学」は、小米のクラウドファンディングプラットフォームでの発表が予定されている。

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深光科技(ALight)のARスマート投影型デスクライト「小光同学」

(画像は深光科技のニュースリリースより)

 

 

智听科技(Eartech)

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智听科技(Eartech)は、2017年7月に設立された中国スタートアップ企業で、スマート聴力測定補聴器の研究開発を行っている。同社は、22年8月30日にステージPre-Aで数千万元の資金調達に成功している。

【プロダクト】

補聴器の研究開発、チップデザイン、生産、販売などのサービスを提供。チップ技術と音声信号処理技術により、スマートな両耳タイプの補聴器を開発し、子供からお年寄りまで、難聴の人々にサービスを提供している。同社が手掛ける最新の補聴器は、聴覚アプリに接続された補聴器を介し、様々な人々の聴力に応じてカスタマイズされた補聴ソリューションを提供。人工知能搭載のシステムにより、聴力検査機能を一体化し、自動化している。

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智听科技(Eartech)の充電式スマート聴力測定両耳補聴器

(画像は智听科技のニュースリリースより)

 

 

霊伴科技(Rokid)

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霊伴科技(Rokid)は、2014年7月に設立された中国スタートアップ企業で、ヒューマンコンピューターインタラクション技術を応用したAIソフトウエア・ハードウエアの開発・製造を行っている。同社は、22年9月1日に戦略投資で4000万ドル(約57億2000万円)の資金調達に成功している。

【プロダクト】

ARグラスやそのソフトウエアの研究開発、またそれら製品群のオペレーションシステム「YodaOS」を基盤とした製品エコシステムの構築に注力。音声認識や自然言語処理、コンピュータービジョン、光学ディスプレー、ICチップ、そしてハードウエア設計などの多分野にわたる研究を行っている。この研究を通じて、最先端のAl(人工知能)およびAR技術と産業アプリケーションを組み合わせたソリューションを提供。スマートスピーカーやARグラスを代表する同社のスマートAR製品は、世界で70以上の国や地域で使用されている。

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霊伴科技(Rokid)の世界初5G搭載工業用防爆ARヘルメット

(画像は霊伴科技のニュースリリースより)

 

 

深莓智能(DeepBerry)

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【会社概要】

深莓智能(DeepBerry)は、2021年5月に設立された中国スタートアップ企業で、主に温室自動化および管理制御の農業デジタル化ソリューションを提供している。同社は、22年9月9日にステージPre-Aで千万元(約2億円)クラスの資金調達に成功している。

【プロダクト】

作物生産量やその健康状態、気候変動など、大規模な農場から小規模の農家が直面している各種の課題に対応するためのソリューションを提供。加えて、人間の意思決定による損失やリスクを低減することを目指している。現在は、栽培体系の最適化を実現するべく、主に小規模農家を対象とし、人工知能(AI)農業温室と無人生産管理サービス体系を組み合わせたスマート灌漑システムの構築に尽力。傘下には、消費者向け農産品ブランド「gogo-berry」を構え、イチゴやブドウ、トマト、切り花など自社の栽培プロジェクトにおける生産物を中国各地の市場に卸売りしている。またオランダのワーゲニンゲン大学とデルフト工科大学と連携し、海外パートナーからの豊富な技術提供も得ている。

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深莓智能の温室総合センサー「Green Satelite」は、農業生産環境におけるパラメーターを総合的に測量できる小型気象ステーションとなっている。(画像は深莓智能のニュースリリースから)

 

 

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【会社概要】

復亜智能(FOIA)は、2018年5月に設立された中国スタートアップ企業で、主にドローン全自動飛行システムを提供している。同社は、22年9月20日にステージBで数千万元の資金調達に成功している。

【プロダクト】

産業用ドローンの自動飛行システムや関連プロダクト、ソリューションを開発。低空自動飛行の産業用ドローンで、セキュリティや交通、インフラといった場面で人手による巡回検査に取って代わる巡回サービスを提供。2016年からドローンの自動飛行システムの研究開発を開始。自動飛行ドローン用の飛行場やシステムにより、ドローンが自動で電池交換や充電を行うことができる。

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地表温度測定を目的に巡回を行うドローンの様子

(画像は復亜智能のニュースリリースから)

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都市区域のパトロールを目的に巡回に向かうドローンの様子

(画像は復亜智能のニュースリリースから)