上海において9月10日-12日、「2023浦江イノベーションフォーラム-世界技術移転大会」が開催されました。本大会はイノベーションニーズ、人材支援、資本力の3つを重点要素に据え、1万平方メートルの広大なオフライン展示エリアを設け、3000件以上のイノベーションを紹介する場となりました。
昨年の世界技術移転大会では、匠新は「日中企業イノベーション大会」や、日本館オンライン展示、日系企業と中国スタートアップのマッチングイベントなどを実施し、今年は「日本企業イノベーション館」のオフラインでの開催を実現しました。「以心創新」をスローガンとする本展示館には、SONY R&DセンターChina Laboratory、三井住友海上火災保険(中国) 有限公司、日東電工（中国）投資有限公司が参画し、ハプティックフロア技術、GDH（Global Digital Hub）上海、EV共同実証実験、フレキシブルセンサ、PTFE多孔質膜（TEMISH™）、アルコール溶媒分離膜などの革新的な技術とサービスを紹介しました。
またこの度、匠新は「イノベーションニーズの創出、科学技術の未来共創」をテーマとした第3回「企業科学技術イノベーションフォーラム」の開催協力をしました。円卓フォーラムのセッションでは、「メタバースの国境を越えた、イノベーション企業の新たな領域探索」をテーマに、メタバース分野で投資やイノベーション経験を有する日中企業を匠新が招待しました。匠新の創業者兼CEOの田中年一は「架け橋として日中両方の資源を積み上げ、日中イノベーションエコシステムを共創する」というビジョンの実現に寄与することを期待していると語りました。
大会の閉会式においてで、匠新は「クリエイティブ展示団体賞」を受賞しました。し、これは匠新の科学技術成果の転換における貢献が認められた結果であり、また引き続き技術と市場の架け橋としての役割を担うことへの期待も意味しています。
匠新は2021年から日中イノベーションを推進するため、日中イノベーション・コミュニティを立ち上げ、日本大手企業と中国スタートアップ企業の交流を促進するコミュニティイベントを定期的に開催するとともに、企業訪問を通じて地方政府との関係構築にも取り組んでいます。匠新は今後も日中イノベーションエコシステムの拡大に注力し、中国での日系企業イノベーションの更なる加速・推進の役割を担ってまいります。