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【第2回 】中国双創ナイト

2017年12月12日(火)

20171212()に「双創ナイト」をXNode静安空間で開催しました。第2回目となる今回も、中国の双創(創新: イノベーション、創業: スタートアップ)の情報共有を目的に掲げ、「新零售(新リテール)」をテーマとしたプレゼンテーションを軸に、充実した議論が繰り広げられました。

今回、学生枠プレゼンターを務めさせていただいた、匠新インターン生の荘が、イベントの様子をお伝えしたいと思います。

まずは匠新創業者である田中さんから、アリババのジャック・マーが掲げた新零售のコンセプト、現在のリテール業との違いについての説明がありました。

今後1020年のうちに、ECが無くなりOnlineOfflineが融合したO2Oの形態のみが残るという大胆な予測は、この発言がなされた2016年当時には現実味の無いものに聞こえたものの、1年経った現在にはすでに多くのO2Oプラットフォームが出来上がっており、このスピード感にはやはり驚かされるばかりだと思います。

新リテール(新零售)

次はメルカリから上海へ赴任中の家田さん。第1回から続けての登壇をしていただきました。テーマは「新零售によるアリババの戦略と、それをとりまく新サービスの構造的理解」です。市場環境や消費者の判断軸の変化を概観した後、それに合わせたアリババの戦略や小売業界の注目スタートアップについて分析していただきました。

よくメディアでは無人コンビニやオフィスコンビニを、小売業としての文脈ではなく、単体で紹介されることが多く、スーパーや普通のコンビニとの関係性についての繋がりが曖昧だったのですが、今回家田さんのプレゼンから、俯瞰的な視点で小売業界全体としてなにが起こっているのかについて理解することができ、大変勉強になりました。

马鲜

続いて私、東京大学3年、匠新インターン中の荘博光が、新零售における注目株である「马鲜」について、他の小売サービスとの違いを軸に紹介させていただきました。

調べていて強く感じたこととして、アリババの投資を受けて拡大を続ける当スーパーは、30分配送やO2Oといった目に見えるサービスだけが注目されがちですが、実は裏では経営者や消費者目線で様々な効率化や消費体験向上のための工夫が凝らされており、時間内にはまとめきれないほどの気づきが得られました。

 

プレゼン後もビッグデータによる在庫管理の正確性や、スーパーの店舗設計など幅広い観点で、様々な業態から集まった方々から意見を伺うことができ、大変貴重な経験になりました。

パネリスト登壇

そして最後に、ISETANの工藤さんに登壇していただき、猛スピードで変わり続ける中国小売業界で苦戦する百貨店の悩みや今後の展望など、パネルディスカッション形式でお話しいただきました。

参加者の方々がご自身で百貨店に大して抱く印象や考え、日系ブランドならではの苦悩など、内容は多岐にわたり1時間を超える濃い議論となりました。個人的に印象的だったものは、これからの百貨店はスマホがある生活が当たり前となった若者たちを、インフルエンサー・広告塔としてどれだけ巻き込めるかが大事という話でした。それは大事とわかっていても若者の気持ちを理解することは難しい、という経営者層の本音を聞きながらも、自分もただ流行に群がるだけで求められている”若者の視点”を持ち合わせていないことに気づかされました。

感想

実はまだ上海に来てから2週間くらいしか経っておらず、毎日様々な記事や資料を読みながら勉強をしていたのですが、今回のイベントを通じて実際に上海で働く方々の生の声を伺うことができ、中国でビジネスすることに対する具体的なイメージも強めることができました。私の稚拙なプレゼンに対しても、皆さん真摯に聞いて意見を下さり、大きく視座を高めることができた経験になったと感じています。

この「双創ナイト」は毎月開催する予定なので、今回参加できなかった方は是非次回1度足を運んでみてください。きっと新しい気づきや学びが得られます。

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